ブログ記事「LCCジェットスターで激安福岡旅行~予約編~」
ブログ記事「LCCジェットスターで激安福岡旅行~出発空港~」
ブログ記事「LCCジェットスターで激安福岡旅行~機内では~」
の続きです。
機内で軽く地獄を垣間見つつ、
無事、福岡空港に降り立った
道民、九州初上陸である。
福岡空港って、地下鉄が直結してるんですね
これには驚きました
飛行機下りたらすぐ地下鉄
そして、地下鉄で2駅で「博多」である
天神や祇園といった中心街までも
数分で着いてしまう
おそろしくアクセスの便利な都市である
僕の出身地の札幌だと
新千歳空港って札幌から遠いので、
市街地にたどり着くまで小一時間くらいかかるというのに
福岡はなんと便利な交通網であろうか
地下鉄で三駅
「祇園」という駅から徒歩数分のところに
宿を予約してある
裏路地にはこんな感じで
出動を控えた屋台が整然と待機している
博多といえば屋台
「これは楽しみだぞぅ」
早速、博多グルメの期待に腹を躍らせて
歩を進める
今回の旅行のテーマは
「激安」と「グルメ」である
泊まる場所もネットで丹念に調べあげて
飛びっきり安い宿をチョイス!
その宿の名は
【和風旅館 鹿島本館】
なんと、一泊ひとり2980円、ふたりでも税込み6436円
値段は激安である
素泊まりで、食事とかは付いていないが
福岡はおいしい食べ物が沢山あるので
全然ノープロブレムである
なかなかの年季である
良い言い方をすれば
「趣きがある」
しかし、不思議と僕は
この空間がとても心地よかった
なんか、こう、
落ち着くというか、住み慣れているというか
6畳間に床の間と広縁があるので
ヘタなビジネスホテルより広く
のびのびできる
周りはビルばっかりの中心街に
この宿の一角は異彩を放つ
それもそのはず
この建物は大正末期に作られたもので
「登録有形文化財」
なんだそうです
ちょうど僕がチェックインするころ
どこかのテレビ局の制作会社であろうか
バズーカのようなデカイ放送用カメラを担いだ一団が取材をしていた
なんか、値段が安いからという
ただ一点の理由でこの宿を選んだのだが
あにはからんや貴重な建物に泊まることになった
宿泊客は外国人が多く
宿の女将も、外国人の対応に慣れているようで
普通に英語や中国語で会話をしている
すげー
外国人にとっても
やはり大正の建物は珍しいのであろうか
石像のオブジェみたいにホリの深い顔で
口々に
オー!アメイズィンッ!
とか
ワァオ!ノストゥルジュ…
とか
パードン?パードン?
などと
おのおの異国情緒を堪能しているようである
欧米系だけでなく
中国人などのアジア系も多数宿泊していたようで
僕は何度かフロントの人に
シャンバンマ?
などと中国語で話しかけられたり
大浴場で風呂に入っていると
隣の中国人に
ザイナーリーチィーウナッ?
と、中国語で何事か尋ねられたり
僕は中国人に見えるのだろうか?
仕方がないので廊下を歩くときは
鼻歌で君が代をハミングしながら
暗に日本人であることをアピールしたりしてみる
かなり不審である
これが普通のビジネスホテルなら
完全に右翼の関係者である…
ちなみにカミさんも、風呂から帰ってくるとき
中国人のオバさんと仲良さげに談笑しながら歩いてきたが
実はカミさん、何話してるかサッパリわからなかったそうだ
とりあえず愛想笑いして
あーはー
とか
おーいぇぃー
とか
テキトーに相槌うっていたら
中国人のオバさんが勝手に盛り上がって
饒舌に拍車がかかってしまい
「ヤべ、どうしよう」って思っていたという話を
後から知った。
風呂といえば、
旅館の1階には大浴場とは名ばかりの
定員10人くらいの中浴場がある。
夜9時くらい
僕は風呂に入るためにこの中浴場に行った
脱衣所で服を脱ぎカゴに入れる
カラカラカラ……
浴室の戸を開け、中に入ると
時間が時間なので、結構人いっぱいである
日本人が僕を含め3人
中国人が6人くらい
ハッキリとした見分けはつかないが
たぶん、それぐらいの割合だったと思う
実にグローバルである
僕の人生の中で
こんなに多くの中国人とフロに入ることは
そうそう無いであろう
男湯あるある
見るともなしに自分と人のチンチンって見比べちゃいますよね
で
「あ、オレの方がデカイかな」
とか
「あれはデカイけどグロいよなぁ…」
とか
様々な思案をはせるのであるが
やはり中国人も同様であるようで
無遠慮に僕のチンチンと自分のチンチンを交互に見比べて
「あっ、長さならオレの方がちょっと長い…か…??」
「イヤイヤ、ワタシノ方ガ、デカイアルヨッ」
なとどお互い思っているような顔である
こんなところで日中チンチン対決である
バチバチッ
お互いのチンチンの間に火花が飛ぶ!
お互い、国のプライドを背負っている
負けるにはいかないッ
バチバチバチッ
そこにカラカラカラ……
「!!」
身長2mくらいの白人男性が入ってきた
その股間には黒船の巨大なキャノン砲がッ!!
やはり人種が違うッ!
しょせんモンゴロイド…
アングロサクソン系には敵いっこないのである
あのキャノン砲に比べたら
僕や中国人のチンチンなんて「竹やり」みたいなものだ
僕たちは竹やりをササッとタオルで隠し
無益な争いは終わりを告げた
日中チンチン平和条約の締結である
そそくさと体を洗い
湯船にざざっと浸かって
足早に浴室を後にしたことは言うまでもない。
そんなこともありつつ
それ以外は、いたって普通の旅館と一緒で
浴衣や歯ブラシ、シャンプーやボディソープ
生活物資はだいたい揃っています
ただひとつ
建物の造りが当時の建築基準なので
振動とか音とかに弱いのである
誰が廊下を歩くと
フロア全体に振動が伝わり
部屋で寝ていても
ドスン、ドスン、ドスン、ドスン
と、畳ごと揺らいだり
外をトラックが通ると
窓はもちろん、柱、梁に至るまで
全面的に色んなところが
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガターーー!!
冬はエアコンの暖房を入れてあるので
各部屋の室外機から
ブタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ
なかなかの騒音である
なので繊細でナイーブな方などは
夜、一睡もできない可能性もあるので
そんな方にはあまりオススメできません
静かな鉄筋コンクリートのホテルの方を探しましょう
あ、それと
普段、ベッドで寝ている人は要注意
ココに限らず、旅館というところは
だいたい布団である
畳の上に布団を敷いて寝ると
人によっては、朝、腰痛になります
カミさんが、福岡の朝、一番最初に発した言葉が
「イテテテテテ・・・」
僕
「おばあちゃん!しっかりぃッ!」
カミさんは覇気なく
「誰がおばあちゃんじゃッ!」
飛んできたツッコミの拳は弱弱しかった…
その後、昼飯を食うまで腰痛が続いたそうな
この文化財-鹿島本館は
まるで大正時代にタイムスリップしたような雰囲気で
普段では経験できないような不思議な空気感を堪能できるので
とてもいい思い出になりますよ
もし、福岡に旅行に行くことがあれば
泊まってみると面白いかもしれません
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