検査場では③~検査コース後編~
おおむね順調に
・事務手続き
・予備検査
と通過してきたことと思う。
さて、いよいよクライマックス
検査コースに入ります。
ここから先は撮影禁止らしいので、
僕の記憶に残っている映像をCG化して説明します。
検査コースに入って最初の検査項目は
排ガスチェックである。
「プローブ」と呼ばれる検査棒を
車のマフラーに突っ込みます。
マフラーに突っ込んでいたプローブを外して所定の場所に戻す
横に自動スタンプマシーンみたいなのがあります。
検査票を入れると
ガシャンって合格スタンプを押してくれる
前へ進みます
【サイドスリップ検査】
タイヤの横すべり度合いを計測します。
こんな感じでまっすく車を走らせるだけである。
すると床の一部が検査機械になっているようで
ただ通り過ぎるだけで
横すべり検査は終了である。
そのまま前に進み、
今度はローラーマシーンのようなところに停まります。
【スピードメーター検査】
ギヤをドライブに入れて
ゆっくりアクセルを踏み込みます。
下のローラーがタイヤの駆動に合わせて逆回転しているので
車は走行しているみたいに
ブウゥゥゥゥーーーーンってなってるけど
ぜんぜん前には進まない
(もし進んだら凄い事故になる…)
電光掲示板の指示どおり、
スピードメーターが40キロになったら
ライトをパッシングします。
これはスピードメーターに表示されている速度と
実際の速度に誤差がないかどうかを調べているんですね。
【ブレーキ検査】
今度はローラーマシーン乗ったまま
ブレーキ検査である。
電光掲示板と音声ガイダンスの指示に従って
足元のブレーキをめいっぱい踏み込みます。
さっきは車の駆動を殺していたローラーが
今度は逆に車を前後に転がそうとするではありませんか
このローラーの力に負けてはイケマセン。
どうやらフットブレーキはOKのようだ
すると今度は間髪いれずに
駐車ブレーキの検査だ
手でレバーを引くタイプ
足で左下のペダルを踏むタイプ
などがあると思いますが
これも目一杯引いたり踏んだりします。
するとまたローラーが前後に揺さぶりを掛けてきます。
駐車ブレーキに異常かなければ
多少、車体が揺れるけど、場外に転がされることはないでしょう。
どうやら、この工程も無事通過したようである。
【ヘッドライト検査】
車はさっきのローラーに乗っかったまま
今度は前にライトの角度や照度を計測するロポットみたいなのが横切ってくる
そして音声ガイダンスで
「ライトを点けてください」
「ライトを上向きにしてください」
などと指示されるので、それに従う。
実は、検査で一番ひっかかりやすいのがこの工程
ベッドライトの角度って
走っているうちに少しずつズレてくるんですね、
で、その角度が許容範囲をオーバーしたら
測定ロボット君にNGを出される。
でも安心してください。
ライトの角度調整くらいの軽微なメンテナンスであれば
検査コースを出た後に
横に隣接している整備工場で治してくれます。
ちなみに僕も一回このライト検査でひっかかったのだが
横の整備工場で1600円を払うと
手馴れたもんで、あっと言う間に治してくれた
ただし、もう一回検査コースの列に並んで
ライトだけ再検査しなければならないので
ちょっと余分に時間を食ってしまう…
なので、車検は時間に余裕を見て受けなければなりません。
で、無事ライト検査を合格すると
電光掲示板にこんなふうに出る
次の工程に進む
【下回り検査】
最後は車体の下周りを人がチェックします。
すると僕を乗せたまま
ぐいーーーーん
っと車はリフトアップされる。
まるで遊園地のアトラクションに乗っている気分で
なんだかちょっとワクワクする。
すぐさま検査官がやってきて
タイヤのボルトのところとか
シャフトの所とかを
トントントン、カンカンカン
打診検査をしているようだ
「はい、それじゃハンドルを右にいっぱい切ってくださーい」
ぐるぐるぐるぐる…
「はい、今度は左にいっぱい切ってくださーい」
ぐるぐるぐるぐる…
「じゃあ、ハンドルを真ん中にもどして、左右に揺さぶってくださーい」
ゆさゆさゆさゆさ…
これはシャフトのガタやブーツが破れていないかをチェックしているんだそうで
【検査コース終了】
最後のリフトアップ工程を通過すれば
検査は終了である。
【再び事務所へ】
このまま帰ってはいけません。
検査コースを通過した安堵感から
そのまま家に帰ってしまう人もいるそうなのですが
新しい車検証とフロントガラスに貼る車検シールをもらわないといけません。
検査コースを通過すると
検査票にはたくさんのスタンプが押されています。
書類一式を提出して
ベンチに座ってしばらく待ちます。
名前を呼ばれカウンターに行く
・新しい車検証
・新しい車検シール
ようやくゲットです。
おつかれさまでした。
これでユーザー車検は完了です。
【車検証と自賠責保険証書はすぐに車検証入れにしまうのだ!】
やっと車検が通った喜びと感動で
開放感に誘われて佐渡オケサを踊ってしまいそうになるが
この時が一番、色んなものを紛失しやすい。
人はこーゆーとき
せっかくもらった車検証を
記入台とかの上に置きっぱなしで
そのまま帰ってしまったりするのだ
車検証と自賠責保険証書だけは
無くすと、とんでもなく面倒なことになるので
すみやかに車検証入れにしまう。
これを肝に銘じてほしい
【さてユーザー車検の総費用は?】
さあ、これだけ苦労したのだから、
いったい今回の車検にかかった
費用の総額はいくらなのだろう?
・検査手数料 1430円
・重量税 6600円
・自賠責 26370
合計 34400円
昔、車屋さんに車検を頼んでいた頃は
車検一回10万円くらいかかったのに比べると
とんでもなく安くあがりました。
さあ、みなさんもユーザー車検に挑戦してみたくなったんじゃないですか?
【安いけど自己責任】
ユーザー車検はたしかに安い。
しかし忘れてはならないことがひとつ。
「自己責任でちゃんとメンテナンスしますよ」
というのが大前提である
車検に通ったからといって
車が完全に健康体であるということではありません。
やはり日ごろから車の状態に気を配ることは大切で
ちょっとでも異常の兆候が見えたら
すぐに車屋さんに相談するようにしましょう。
街中の車どおりの多い交差点の真ん中で車が立ち往生してしまい、街に大渋滞を巻き起こす元凶になってしまったり
高速道路の路肩で、ボンネットからモウモウと煙を出しながら途方に暮れる
そんな悪夢の張本人にはなりたくないですもんね
<目次> | |
・なぜユーザー車検の方が安いのか? | |
・豊橋の車検検査場はどこにあるの? | |
・予約 | パソコンでネット予約 |
スマホで予約 | |
電話で予約 | |
・事前に準備すること | |
・車検当日 | 検査場では①~事務手続き~ |
検査場では②~検査コース前編 | |
検査場では③~検査コース後編 |
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