目次 |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ① |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ② |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ③ |
2月28日のことである
静岡県焼津市
あるアーティストの全国ツアーのファイナル公演が行われた。
誰だと思います?
僕のブログでは、ちょくちょく色々なライブに行ったレポートなどを、大いに主観を交えて報告させてもらってます。
最近では
などなど、
なかなか好評をいただいているようですが、
今回のアーティストは
「ぜんじろう&コラアゲンはいごうまん」
誰?
日本国民の多くの人々がそう思ったでしょう。
ちなみにこの方々です。
さらに
「えっ?えっ?、誰?」
と、さらになる疑問の声が聞こえてきそうですが
知らない人のために、カンタンにご紹介させていただきますと、
【ぜんじろう】
吉本興業所属のピン芸人で、上岡竜太郎の弟子。
ABC漫才コンクールで優勝したり、「吉本印天然素材」というユニットの立ち上げメンバーになったりと徐々に頭角を現す。
その後、関西で深夜番組の司会者として人気を博し、東京進出して「たけしの元気が出るテレビ」など数多くのレギュラー番組を持つようになり、一気に全国区になるも、色々な歯車がうまく回らずに不遇にもテレビから消えてしまった。
めっきりテレビ露出は減ってしまいましたが、水面下では海外で活動したり、ロボットと漫才をしたりと色々な活動を行っている
そして最近では「世界お笑い大会」という、スタンダップ世界一を決める大会で見事優勝。
にも関わらず、日本ではまったく話題として取り上げられずメディアの支持も得られなかったという、本当に不遇な天才芸人という感じなのである。
【コラアゲンはいごうまん】
ワハハ本舗所属のピン芸人。
昔は吉本興業でオール巨人の弟子をしていたり、雨上がりホトちゃんとコンビを組んでいたりとそこそこ活動していたが、本人曰く、芸人なのに、全然面白いことが考えられないという難病を抱えており、吉本をほぼリストラ状態で辞めさせられ、フラフラと上京。
そこでワハハ本舗の社長である喰始さんと出会う。
喰始さんからも
「君に面白いことを考える才能はない」
とハッキリと断定されるが
「でも、だからといって芸人として諦めることはない。
面白そうなこと自ら実際に経験をして、
その実体験を話せばそこに笑いは生まれる。」
そう言われたことがキッカケで、
「ノンフィクション漫談」というスタイルを確立し、今に至る。
奇才=喰始さんから次々と出される過酷な指令。
・ヤクザ事務所に弟子入りせよ
・宗教団体に潜入取材せよ
・インドでイケナイ葉っぱを取材せよ
などなど
最近では名古屋のゴミ屋敷の取材をして、ゴミ屋敷の主人とマブダチになったにも関わらず、ワイドショーでは不謹慎だと叩かれるという辛酸を舐めつつも、それすらネタに盛り込んで笑いに変えてしまう。
たま~にテレビに出たりしますし、以前は「人志松本のすべらない話」にも出演したことがあったりしますが、何せネタの内容の大部分が「テレビ的に不適切」なものばかり。
なので、テレビやYOUTUBEでは、コラアゲンさんの真の面白さのほんの氷山の一角しか出ていない。
これが生ライブだと、ネタにモザイクは一切なし、放送禁止用語も普通に出てきますし、どーひいきめに見てもタブーやら違法やらの話が盛りだくさん。
そして本人もあまりテレビに出られないので、ネタ披露の場はライブがメイン。
数をこなしているだけあって、話芸の完成度も相当に高く、そのクオリティは、もはや芸術の域である。
そして今日は
そんな天才芸人の夢のツーマンショーなのである。
ここの大広間が今回の会場である。
ちょっと早めに会場に着いた僕。
旅館の入口は、これからライブがあるとは思えない程、普段どおり、日常の風景である。
玄関先を女将さんが箒で掃いたりしている。
大だい的な看板などもなく、まったくもって普通に旅館の玄関で通常営業している状態。
「んん?ホントにココが会場なのか?」
僕は一瞬不安になった。
なぜなら、僕は以前にも
「岐阜市文化センター」と「岐阜羽島文化センター」
を間違えたり、
名古屋の御園座と中日劇場
を間違えたりして
「いやあ、なんか、ライブやるはずなのに、エライ静かやなぁ~」
などと言いながら警備室の人とかに
「今日、ココでライブやるんですよね?」と聞くも、
「いやぁ、そんな話は聞いてないねぇ~」などと返され
で、よくよく調べたら会場間違ってて
開演直前にシューマッハのように車を飛ばして正しい会場に向かったというニガニガしい経験が何度かある。
まさか、今回も…
おそるおそる旅館の女将さんに尋ねてみる
「あのぉ~、今日ココで、コラアゲンはいごうまんの…」
すると若干かぶせ気味で
「はいはいはいはいっ!!お待ちしてましたぁ~」
急に女将さんのテンションが上がって、
「ささっ、どうぞどうぞ」
と旅館の入口にいざなってくれた。
よほど嬉しかったのであろうか、はたまた、本当にお客さんが集まるか不安であったのだろうか、女将さん、小躍りしながら旅館の中へライブ準備の進捗具合を確認しにいく。
あいにく、まだリハーサル中だったようで、しばし玄関のところで待たされることに。
すると廊下の奥のほうで、旅館の従業員さんであろうか、一人のおじさんが通りすがりに「こんにちはー」と挨拶していった。
僕も普通に「あ、こんにちはー」と返す。
このとき、このおじさんが「ぜんじろう」さんであることを僕はまだ知らない。
そうです。
一応芸能人、しかも今日のツーマンショーのメインの片方であるぜんじろうさん。
まさか、開演前に、従業員のように旅館の中をウロウロしているとは思いませんから
それでも「なんかポスターの人に似てるなぁ」なんて、にわかに思っていたのですが、まさか本人が普通に旅館の廊下歩いて向こうから挨拶してくるなんて思いませんから
そしてようやく開場。
旅館の建物の真ん中にある大広間に通される。
地元のお客さんを差しおいて、また僕が一番乗りだ。
いったい、何時から来てんねんっ
30畳程の和室の大広間である。
そこに20~30枚ほどの座布団が並べられている。
広間の片側をステージとして見立てている。
このアットホームな距離感も、コラアゲンライブの特徴である。
すると、部屋の片隅のちゃぶ台に、
「ご自由にどうぞ」的な感じでお菓子や飲みものなどの
いわゆるケータリング的なものが置かれている。
そのちゃぶ台の横ではパソコンでBGMを流したり、アロマデフューザーで笑いに効くというアロマ香を焚いたりしているスタッフの方。
このときも僕は、そのスタッフさんが「ぜんじろう」さんであることをまだ知らない。
開演まで、まだ少し時間がある。
しばし待つ。
今のうちにトイレに行っておこうと思い、旅館の人にお手洗いを案内され、ついて行く。
著しくレトロなトイレの戸を開けると、そんなところに普通にコラアゲンさんがいた。
ライブの主役だというのに、たいてい開演前にその辺をウロウロしているのでバッタリ会うのである。
なんという緩いセキュリティであろうか。
コラアゲンさんも僕のコトはすっかり覚えてくれたようで、
「これはこれは、ようこそおいでくださいました」と握手。
って、コラアゲン、トイレの後に手ぇー洗ってないやんかっ!!
挨拶もそこそこに、僕もトイレを済ませ会場にもどる。
そしてようやくライブスタートである。
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ②へ続く→
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