目次

浜松 de よしもとオワライブ 2016.03.19 ライブレポート①

浜松 de よしもとオワライブ 2016.03.19 ライブレポート②

浜松 de よしもとオワライブ 2016.03.19 ライブレポート③

浜松 de よしもとオワライブ 2016.03.19 ライブレポート④

「浜松 de よしもとオワライブ 2016.03.19 ライブレポート①」
の続き。
【中川家】
続いて登場したのが中川家のお二人。

この二人は、去年の年末に名古屋の中日劇場で行われた、よしもと公演の際にもお目にかかっている。

すでに大御所の雰囲気をかもし出しながらステージに登場。

礼二さんの鉄道ネタ。

お兄ちゃんの新幹線に乗っている大阪のオッサンとオバハン。

礼二さんは、子供の頃から鉄道が好きで、駅員とかのモノマネを幼少の頃から続けていたら10歳で親に「この子、ちょっとおかしいんちゃうやろか？」って思われて、精神病院につれていかれたそうです。

浜松のローカル線。遠州鉄道をひととおりDISった後、花火の音マネで締める。

この二人は、さすがですね。

ネタ的には以前からのやっているものに、ちょい足し程度なのに、しゃべり方や間の取り方がすっかりベテランの域。

というか、ネタなのかアドリブなのか
観ている側からはまったく判別がつかない。

僕の予想は、予め予定していたネタが３割
あとの７割はアドリブだと観ている。

だとしたら、あの二人、普段の会話が既に漫才になっているのではないだろうか。
本当に心から楽しそうに漫才をしているようにも見える

その道なき漫才が、ぐんぐん観客を引き込んでいって、どかんどかん笑いを取っていった。

 

 

【ピスタチオ】
そして最近話題の芸人、ピスタチオの登場。

手を縦に叩く独特の拍手をしながら登場。

テレビでも「キモッ」って思っていたが、実物はさらに輪をかけて「キモッ」を通り越して「コワッ」である。

あの不健康な感じはメイクなのだろうか、それとも、当日にバッチリ体調悪そうに見えるように健康管理、いや、不健康管理を徹底しているのだろうか？

この二人のネタはといえば

そうです、語尾で白目むく、というアレですね。

でもね

先にも申しましたように2000人超のキャパの会場です。

三階席まであるんです。

ステージの様子を映すモニターやカメラはありません

わかりますか、

“白目むいてたって、ほとんどの観客には見えてないねーーんッ!!”

３列目の僕のあたりで、かろうじて白目むいてるのがわかる程度…

逆に彼らはステージ向きではなく、テレビ向きですね。

それでも結構鮮明に脳裏に残っているので
彼らにはそれなりにオーラのような才能のようなものがあるのであろうか…
それとも、人間、ショッキングなモノって記憶に残るようになっているそうなので
その作用が働いたのか…

まずは客いじりから、

「我々ピスタチオを、今まで生で見たことあるぞって方、お手を挙げてください」

「どうです？ヤバイでしょ？」

たしかにヤバイ…

そして、小澤君(白い方、実家が金持ちの方、ヒゲじゃないほう)
は、嵐のニノと同じ中学校だったそうで、それをテレビで言ったところ、SNS等に「ふざけんな」とお怒りやら罵詈雑言やらの厳しい意見が鬼のように押し寄せたとかで、それ以来、テレビでこの話はしていないそうだ。

そしてネタへ

もし強盗に襲われたらと思うと不安で夜も眠れないのです。

アナタ、強盗に襲われるタイプですもんね。

もんね。

もんね。

もんね。

今、ウチでこの「もんね」が流行りだしました。

 

 

 




 

【トレンディエンジェル】
言わずと知れた2015年M-1グランプリの優勝コンビである。

小柄なおじいちゃんのようなイデタチ
狭い歩幅でトトトトッと袖からステージセンターに歩いてくる

なんかサラダ油かエクストラバージンオイルでも塗ったのかと思うほど頭部だけがテッカテカに光っている。

そう斎藤さんだ。

その後ろから大またでゆっくり歩いてくるオタクハゲ

そう、たかしだ。

すごいオーラ……がない……

今さらだが、

“トレンディ”な部分も
“エンジェル”な部分も

どこにもそんな要素がないのに

トレンディエンジェル…

広告に偽りあること甚だしいことこの上ないことおびただしいのである。

実はこの二人って年が離れているんですね

たかしが30歳で斎藤さんが37歳。

自己紹介、ぺっぺっぺーーーッ

会場がドカンとなる。

たかしはゆとり世代だそうで、円周率を３で覚えた世代だという。

それに対して斎藤さんは円周率を「思い切って４」で覚えたそうだ

途中でエガちゃんのモノマネを挟む
に…似てる…

そして、あの有名な河村隆一のモノマネ

至近距離で観る斎藤隆一。破壊力バツグンだ

そのナルシストの流れのまま「キスがしたいの？」

会場の女性客から本気の悲鳴!!
そこかしこから
キャアアアアァァァァァーーー!!
イヤアァァァァァァーーー!!

斎藤さん、センターのコンデンサーマイクにベッタリと口をつけて
チュパチュパと
ねばっこーーいキス音…

会場の誰もがサブイボ大発生

ムシズたちが駆けずり回っている

なんやコレ!!何地獄だっ!?

気づけば僕も「う…うわあぁぁぁぁぁ…」
結構大きめの嘆き声が漏れ出ていた

落差をつけるためとはいえ想像以上に気持ち悪い

その後、我を取り戻した斎藤さん

いっこく堂のパクリの
「あれ?・・・髪の毛が・・・・抜けていくよ・・・・」

会場の空気は完全に斎藤さんの気圧配置に

さすがＭ－１王者。

どっかんどっかんウケてハゲていった、いや、ハケていった。

 

次はいよいよウーマンラシュアワーの登場だ

「浜松 de よしもとオワライブ 2016.03.19 ライブレポート③」へ続く

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