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大相撲春巡業―岡崎場所2016.04.06 #1 |
大相撲春巡業―岡崎場所2016.04.06 #2 |
大相撲春巡業―岡崎場所2016.04.06 #3 |
大相撲春巡業―岡崎場所2016.04.06 #1
の続きです。
【子供相撲稽古】
巡業ならではといいますか、
ちびっ子稽古というのがあって、
地元の相撲クラブの子供や、公募で選ばれたちびっ子なんかが
本物の力士に稽古をつけてもらえるという夢のようなイベントだ。
僕がちびっ子で、こんなイベントがあったら、さぞ喜んだだろうな
そんなことを思った数分後。この絵面である。
こ・・怖あぁぁぁ・・・
怖すぎるやろっ!こんなんっ!
モンスターやっ
モンスター!
あの子供、よく、あの場に居られるよね。
力士、ごっつ睨んどるやんかっ
僕があの子供だったら
両手両足をジタバタジタバタしながら渾身の声で泣きわめいて試合放棄するで。
ま、取り組みがはじまったら、ちびっ子二人で
よいしょっ、よいしょって
あの巨体を押して
力士の方も
「うわああぁぁあああーーー」などと
わざとらしく叫びながら押し出されていたけどね
そらそーだよね
微笑ましいワンシーンでした。
【若手の取り組み】
序二段トーナメント
三段目トーナメント
幕下トーナメント
と、若手の取り組みが続きます。
僕のようなにわかファンは
幕下くらいになると、聴いたことがある名前がでてくるのですが、
それ以下になると、ぜんぜん名前もわからない。
地方巡業だからなのか、地元の岡崎出身の力士がトーナメント優勝とかしていた気がする。
まあ、本場所と違って、巡業は戦跡に影響しないから、地元のお客さんを喜ばせるようにしているのかもしれないですね。
【相撲甚句】
化粧まわしを身にまとった十両・幕内力士が並んで登場。
相撲甚句という歌を歌うらしい。
相撲甚句とは
“すもうじんく”と読みます。
ウィキペディアによると
巡業などで行われる七五調の囃子歌なんだそうで、
数人の力士が土俵に上がり、
一人がマイクで独唱し、
まわりの力士がそれに合いの手を入れるという。
民族舞踊みたいな感じですかね。
歌詞の内容は、その地域にちなんだ歌詞になっている。
やっぱり力士の皆さん。体格がいいので声が安定しているんですよね
音程は怪しい人が何人かいたけど…
僕は、この歌に送られて会場外へ
そう、お昼ごはんを食べに、ふたたび屋台コーナーへ
【名物!?味噌カツ弁当】
ちなみに会場では1000円の「名物みそかつ弁当」というのが売られていたが。
僕の「美味いものセンサー」がまったく反応を示さなかったので買わなかった。
昼頃にナナメ前の席の初老のお客さんが食べていたのを
後ろからチラッと垣間見たら
げっちゃマズそう…
あれで1000円はないわぁ~
だって朝から売ってたから、弁当冷え冷えだし
カツも、ハムカツか?と疑いたくなるほどペラッペラで
衣のサックリ感はゼロ。
ベッタリザラザラしてそうな見た目。
そして、岡崎といえば八丁味噌。
あの八丁味噌ベースで作られるソースが
味噌カツを味噌カツたらしめる所以なのだ。
その味噌カツソースが、なんと市販のこんなヤツ
ええーーー!!
百歩譲って、市販の小袋なのは弁当である以上はしょーがないとして、
許せないのは、その量だ。
味噌カツってゆーのは、もっとこう、カツが埋もれるくらいたっぷりの味噌カツソースをこれでもかってぶっかけて、ソースを食ってるのかカツを食ってるのか分からないくらい濃い味で白米をかっこむというのが正しいスタイルだ。
あんな少ない量の味噌カツソースなんて悲しすぎる…
僕は若い頃、貧乏一人暮らしのときに、一回分のレトルトカレーを4回に分けて米3合を食べたという苦々しい思い出が蘇ってきた。
その初老の方も、すんごく悲しそうな表情で食べていた。
よっぽど味が足りないのか、最後はこの小袋自体を口にくわえて
チュパチュパと味噌ソースを吸いだした
もうそれ以上は見てられなかった…
「名物にうまいものなし」とはよく言ったものである。
【十両の取り組み】
僕はといえば、屋台でアツアツでめちゃウマな佐世保バーガーでお昼ごはんを食べてきて、席に戻ると、もうすでに十両の取り組みがはじまっていた。
あわてて番付表を見る。
けど、
にわかファンの僕なんかは十両クラスになると、
名前は詰め込み予習で覚えてきたのだけど
顔が全然わからないんですね。
なので、もうちょっと詳しく写真と解説をしたいところですが、
僕の力不足で解説はムリそうです
とりあえず写真だけどうぞ
さすがに十両くらいになると、
迫力のある面白い取り組みか増えてくる。
横綱の変化は非難ゴウゴウだったが
十両くらいの小柄な力士の変化なら面白い
中には、ゆうても百何十キロの力士を
ひょいっと軽々持ち上げて
土俵の外に、よっこらせっ、ってな感じで置いてきちゃうような
そんな取り組みもあって会場を賑わわせていた。
【幕内力士の土俵入り】
それまで、会場の外の屋台やロビーなどでウロウロしていた観客が、ほぼ全員、自分の席に戻っていた。
そう、幕内力士の土俵入りである。
皆、色とりどりの化粧回しを纏った上位クラスの力士達が
続々と土俵に登場するのである。
さっき屋台のとろこにいた貴ノ岩と嘉風
観客たちは口々に
「おおぉぉーーー」
「わあぁぁぁーー」
などと歓声をあげる。
とくに歓声が大きかったのが安美錦関。
両手をあげて歓声に応える
何度も言うが、僕はにわかファンだ。
付け焼刃で詰め込み教育の予習をしてきた僕でも
顔がわかるくらい有名な力士が勢ぞろいだ。
これは壮観な眺めである。
そして次はいよいよ横綱の土俵入り、その後、幕内力士たちの戦いが始まる
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