目次 |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ① |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ② |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ③ |
ぜんじろう&コラアゲン 4都市ツアーファイナル ライブレポ②
からの続き
休憩明け
前半はぜんじろう→コラアゲンの順であったが
後半はコラアゲン→ぜんじろうの順番であるらしい。
後半のライブがスタートした。
【コラアゲン②】
コラアゲンはいごうまんのネタ
前半はご当地ネタである焼津にまつわる話であったが、後半は別なネタである。
■有名な違法マンションの話
四国・高知県高知市のとあるマンション。
この建物。高知ではしらない人はいないというほど有名なマンション。
ネット検索すればすぐに引っかかるので、あらすじだけ紹介させてもらいます。
この巨大な鉄筋コンクリート造のマンション。
実は素人が自分で建てた建造物である。
普通、このような大きさの建物を作るには一級建築士の免許が必要であるのだが、このSマンションにいたっては、まったく無資格の沢田さんという一般人が自らの手で作り上げたというから驚愕だ。
現在、五階建て。
サクラダファミリアと同様に未だ増築中であり、まだまだ完成形ではないらしい。
最終的には10階建てを目指しているのだとか。
そしてこのマンションには、そこかしこに一般では考えられないような特徴がちりばめられている。
そこに取材に行ってきたコラアゲンはいごうまん。
ネット検索すると、建物の特徴や世にも珍しい設備などの情報はそれなりに出てくるのだが、コラアゲンのスゴイところは、この沢田さんに直接取材をして、その人の懐に深くもぐりこみ、内に秘めた思いまで引き出してしまうところにある。
つまり、コラアゲンの取材対象は、建物ではなくあくまで「人」なのである。
そこにはこの建物を建築した人の思いや、違法建築物だと知りながらも入居希望者が後を絶たない理由、
また、なぜこれだけの建築能力があるのに資格をとらないのか
役場の建築指導課との関係。
そして、このマンションの数ある部屋の中には
絶対に誰にも住まわせない部屋がある。
その部屋が永久欠番になった訳とは?
最後は涙なしでは語れない感動秘話に発展していく
まさに笑いあり涙ありの非常に完成度の高いネタなのである。
【ぜんじろう②】
語り手変わりまして、ぜんじろう兄さんです。
本日最後のネタ。
テーマは「タブー」
ですので、テレビやネット動画ではこの話はできません。
ライブに来たお客さんだけにリアルに語るなにわ節。
ぜんじろう兄さんがネタに入る前に
ネットに書いたりTwitterで呟いたりしたらダメですよ、
と念を押されているので、
この記事では、あくまで俯瞰で遠くからかすめた程度をご紹介しようと思います。
■ぜんじろうがなぜ消えたとされているのか?
この話には芸能界の裏事情が満載である。
高校卒業する頃のぜんじろうさんは、一度、よしもとお笑い養成学校NSCの面接を受けに行っており、そこで吉本興業の某有名プロデューサーを紹介してもらう。
ぜんじろうさんは、そのプロデューサーに会いに本社へ赴く。
「なんかオモロイことできんのか?やってみー」
と言われ
死ぬほど面白くないネタをやって
「二度と来んな」と追い出される
吉本興業に出禁をくらったと思ったぜんじろうさんは
街をフラフラしていたら偶然、浜村淳に遭遇。
冗談で「弟子にしてください」と言いに行くが、それは浜村淳ではなく、上岡竜太郎だった。
人違いで「弟子にしてください」と言ってみたものの
上岡竜太郎は二つ返事で「うん、いいよ」と言われ、上岡さんの弟子になる。
その後、ぜんじろうさんは上岡竜太郎の下で修行を積み、漫才の相方を見つけて、若手お笑い芸人の登竜門といわれているABC漫才コンクールに出場。
吉本興業の創設者、林正之助さんに気に入られて見事優勝。
「君、吉本興業に来なさい」と言われ、吉本興業の木村部長を紹介され吉本に入る。
そして、知っている人も多いと思いますが、「たけしの元気が出るテレビ」にレギュラー出演し、全国に知られるようになる。
ところが、「元気が出るテレビ」は、あの伝説の番組「ごっつええ感じ」の真裏に放送されており、そのことに乗じたマスコミが情報操作であらぬウワサを焚きつけられたりして、ぜんじろうさんと吉本興業の間に確執が生まれるようになる。
そーこーしているうちに「元気が出るテレビ」が終了。
しかもその時、不運な事に、以前、吉本興業でぜんじろうさんに出禁を食らわせたあの有名プロデューサーの派閥が巨大化し、ぜんじろうさんは裏で地味ぃ~にメディア封鎖・経済封鎖をされる憂き目にあう。
バタバタ仕事が減っていくぜんじろうさん。
この段階で、テレビ等への露出はほとんど無くなり、一般的には「消えた」とされた。
そしてぜんじろうさんは、普通、家に引きこもるところを、家ではなくアメリカに引きこもるのだが、その後も水面下では、ロボットと漫才をやったり、世界お笑い大会に出場したりと、並々ならぬ努力を重ね、芸に磨きをかけていった。
そしてついには、世界お笑い大会で優勝を果たし、日本に凱旋帰国するのだが、先にも書いたように、全然メディアに取り上げてもらえないという有様。
そこでぜんじろうさん。このままではイケナイということで、意を決してある行動に打って出るのだが…
っと、ここまではWikiペディア等でも紹介されているような内容なのであるが、この先はぜひとも、ライブ会場で、ぜんじろうさん自らのリアル語りを聞いていただきたい。
一人の不運な芸人が、もがき苦しみ、プライドも捨て、それでも今を変えてやろうと必死になっている姿を赤裸々に語る
絶望のどん底にいたぜんじろうさんを救ったある人の言葉とは…
聴衆全員の胸を熱くさせる感動の秘話。
焼津の会場に来ていたお客さんが思わずホントに泣いてしまったという
この話は皆さん絶対に生で本人語りを聴いてほしい!!
ぜんじろうさんは、こー見えて、実はネットメディアでものすごい頑張って情報発信していますので、ライブ情報は掴みやすいと思います。
お近くでライブが開催される際には、ぜひとも足を運んでいただければ、衝撃と感動の真実を聞けるかも
ぜんじろうさん曰く
「面白くなかったらお金を返します、という気持ちでやってます」
という気合の入れようです。
観に行って決して損はないとはずです。
【打ち上げ会】
この日は4都市ツアーの千秋楽ということもあり、ライブ終了後に、ぜんじろうさん・コラアゲンさんを囲んでの簡単な打ち上げ会が開かれた。
和室の大広間の真ん中に、酒やらジュースやらお菓子やら。
それを囲んで座布団でみんな座っているという@ホーム状態。
■ぜんじろう→事務所の力はやっぱり大きい話
■ぜんじろう→アメリカで最新の不老不死研究を垣間見る
■コラアゲン→離婚式プランナーを取材した話
■コラアゲン→焼津親善大使を知らないうちに解任されていた事件
■コラアゲン→焼津警察にネタでやった交通標語をパクられる
■ぜんじろう→SMAP事件は誰が本当の悪者か?
■ぜんじろう→島田伸介さん引退の真相
などなど、
打ち上げでも貴重な話が盛りだくさん
相当タブーな内容も含まれますので、詳細は泣く泣く割愛させてもらいます…
【まとめ】
ぜんじろう
コラアゲンはいごうまん
この二人の話術は本当にスゴイ。
今日の今日まで、僕はぜんじろう兄さんのことをまったく知らなかったのですが、あんなに完成度の高い話芸を目の当たりにして、すっかりファンになってしまった。
ぜひ「すべらない話」に出演してもらいたい芸人さんです。
高須光聖さんあたり、キャスティングしてくれれば良いのですが…
特にしゃべりに関しては、ぜんじろうさんはかなり流暢で、
コラアゲンさんも言っていたが
「ぜんじろう兄さんは才能が有り余っている」
本当にそう思います。
しゃべりの表現力・抑揚・間の取り方、どれをとっても緻密に構成されていて、観客はみんなぜんじろう風に巻き込まれるんです。
コラアゲンはいごうまんはネタDVDが2枚出ているが
ぜんじろうさんはネタDVDが発売されていないので
ネタのDVDを販売してくれると嬉しい。
自分で撮って自分で編集したドキュメンタリーDVDは本人が2000円で販売しているが
僕も買って観てみた。
アメリカのスタンダップコメディー大会の見学に行ったドキュメンタリーとタイの世界お笑い大会に出場した際のドキュメンタリーが収録されている。
でも本人のネタがほとんど収録されていないのがちょっと残念でした。
テレビでは、次から次へと若手芸人がブレイクしては消え、を繰り返している。
あれはひとえに、まだ芯まで実力が備わっていない、肉で言えば表面だけ炙っただけで中身がレアな状態。
たまたまフレーズ芸とかで人気が出てしまったが、中身がまだ生煮えなので次が続かないという状態であると僕は分析している。
それにひきかえ、ぜんじろう・コラアゲン、
中身まで完全に火が通った超ウェルダンである。
中までこんがり火が通っているのにも関わらず、世の中ではあまり認知されていない。
だから草の根運動で場数をこなしながら、ライブの生きたお客さんの反応をつぶさに観察し、日々、自分の芸に試行錯誤を繰り返している。
ゆえにその練りに練り上げられたネタは、もはや芸術品と言っても良いであろう。
そしてこの二人が真の実力を発揮できるのは、
やはり「ライブ」なのである。
テレビだとは色々と規制があったりBPOが不適切発言をいちいち細かくチェックしていたりするので、芸人さんは本当の面白さの半分も出せていないのではないだろうか。
最近テレビが面白くない、というのは、こーゆー規制規制が積み重なってお笑い行動範囲が狭くなっているのが原因ではないだろうか
その点、テレビカメラが入っていないライブは言いたい放題。
規制などは一切ないし、タブーでも放送禁止でもなんでもOKなのである。
これが面白くないワケがない。
ぜんじろう・コラアゲンの二人にいたっては
放送上不適切に特化した話芸なので
僕も最初にライブで見たときは、度肝を抜かれた。
「世の中にこんな面白いお笑いライブがあるんだっ」
カルチャーショックを受けたものである。
本当に声を大にして言いたい。
ぜんじろう
コラアゲンはいごうまん
ぜひライブを観に行ってみてください。
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